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日立/米国企業から商用輸送車向けハイブリッドシステム受注

2008年10月21日/未分類

日立製作所と日立ビークルエナジーは10月20日、米国Eaton Corporationから商用輸送車向けのハイブリッド駆動システム用のモーター、インバーター、リチウムイオン電池などを受注したと発表した。

2011年までに納入する予定であり、このハイブリッドシステムを搭載した商用輸送車を今後、北米、欧州、アジア市場に順次、投入していく。

日立では、ハイブリッド自動車の主要部品であるモーター、インバーター、電池について、日立グループ内で開発、製造し、システムとして納入できることを強みとしている。

また、日立の子会社である日立ビークルエナジーは、次世代ハイブリッド自動車のリチウムイオン電池について量産車向けに納入している。

一方、輸送業務に活用されているEaton社のハイブリッドシステムを搭載した商用輸送車は現在、窒素酸化物などの有害排気物を削減することに加え、燃料コストに関しては走行経路や操作状態によって30%~60%を削減している。

Eaton社では、2005年から日立のハイブリッド車用部品を含むハイブリッド駆動システムを商用車メーカーに納入しており、すでに北米や中国で、宅配用バンや中型の業務用ピックアップトラック、運送業務用トラック、路線バスなどの用途に採用されている。

日立では「世界的な環境規制の強化や燃費意識の高まりから、商用車を含めたハイブリッド自動車の市場規模は、世界で2007年度の69万台から、2010年度には150万台にまで伸長する」とみている。

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