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東京都/東京港貿易額は、輸出計で前年同期比3.7%増

2008年10月23日/調査・統計

東京都は10月22日、ことし1-6月の東京港入港状況などを集計した2008年上半期東京港港勢(速報値)を発表した。それによると、上期の入港船舶隻数は、前年同期比8.6%減の1万4577隻だった。外航船は7.4%減、内航船も9.0%減となり、総トン数は3.7%減の8427万1000トンだった。

取扱貨物量推移では、外貿貨物のコンテナ個数が0.5%減と横ばいで推移。内訳は実入りコンテナが0.1%増、空コンテナは3%増と前年とほぼ変わらず輸出の実入り、輸入の空コンテナの減少で全体的に減少した。内貿貨物取扱貨物量は、昨年のフェリー航路の撤退による影響により移出が604万6000トン(23.4%減)、移入が1163万9000トン(15.0%減)、移出入ともに減少。

移出では、再利用資材が増加したものの、完成自動車が31.5%減と大きくシェアを減らした。移入はバイク、石材などが好調で、完成自動車や移送用車両が減少した。それでも全体的には輸出入共に増加し、貿易総額は3.7%増の6兆6315億円と名古屋港に続き全国港湾の10.5%を占めた。

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