LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

新日鉄ソリューションズ/韓国向け不振や値上げの影響で中間売上高13.8%減

2008年10月30日/決算

新日鉄ソリューションズが10月29日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は764億4400万円(前期比0.6%増)、営業利益43億1400万円(32.1%減)、経常利益45億7600万円(29.9%減)、当期利益23億3800万円(37.0%減)の増収減益となった。減益はプロジェクトのコスト超過、販管費増加などにより利益面が圧迫されたため。

部門別の概況は、業務ソリューション部門が売上高440億3300万円と6億5700万円減少した。このなかで産業、流通・サービス分野は顧客がIT関連投資に慎重になりつつあり、SCMなど各種ソリューションへの引合いは低調に推移した。一方でBIソリューションを大規模適用した大手化粧品メーカー向けリアルタイム・マーケティングシステム稼動の支援、大手自動車メーカーや大手電機メーカー向け開発・保守案件などの実績も積みあがった。

このほか、基盤ソリューション事業も売上高87億8800万円と13億9200万円の減収を記録。反面、新日本製鐵向けが主力のビジネスサービス事業は受注・売上ともに拡大し、売上高236億2200万円と25億3800万円の増収となった。

通期も、事業環境の大幅な好転は見込ず中間決算発表と同時に通期見通しを修正。修正後の業績予測値は売上高1650億円(当初予測より0.2%減)、営業利益126億円(15.4%減)、経常利益130億円(14.7%減)、当期利益70億円(16.9%減)。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース