日本郵船は11月25日、所属する定期コンテナ船共同運航組織「グランドアライアンス」が展開しているSCEサービスの寄港地を追加すると発表した。同日に寄港地拡充を発表した商船三井に続く動きで、中国-北米東岸航路で商船三井などが所属する「ザ・ニューワールドアライアンス」との共同運航を12月初旬から約4ヶ月半の期間限定で行うもの。
共同運航には、ニューワールドアライアンスから5隻、グランドアライアンスから4隻の船舶がそれぞれ配船される予定。
共同運航により、SCEサービスでは一時的にニューワールドアライアンスのNYXサービスの寄港地にも追加で寄港する。往路は塩田、マンザニーロ、復路はマイアミ、マンザニーロ、バルボア、ロサンゼルス、釜山、上海に寄港する。寄港地が追加された分、燃料消費を抑制するため、同サービスの投入隻数を従来の8隻から9隻に1隻増便し、平均速度を上げずに追加寄港する。