アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリーのビールメーカー4社とビール酒造組合は11月26日、パレットの回収促進で協調することを発表した。
12月からパレット回収ルートから流出したビールパレットの回収に共同で取り組むほか、適正使用も推進する。実際の回収業務は日本パレットレンタルの関連会社、RTIマネジメント(東京都中央区)に外部委託するもので、5者は、4社で約5万枚/年の未回収パレットの回収を促進し、約3億円/年のコスト削減と約1600tのCO2削減を見込む。
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このほか、RTIマネジメントはビールパレットの正しい運用方法の周知、ビールパレット利用状況の実態調査と目的外使用の改善に向けた交渉なども受託。パレットの適正利用、ビールの物流体制効率化を進める。