国土交通省は、平成18年度の宅配便取扱個数が29億3,919万個と(内訳、トラック運送29億794万個、航空等利用運送3,125万個)発表した。
これを前年度と比較すると、1,135万個、0.4%の増加となっている(トラック運送1,080万個・0.4%増、航空等利用運送55万個・1.8%増)。
便名ごとのシェアをみると、トラック運送には、上位10便が全体の99.8%を占めており、さらに「宅急便」、「佐川急便」、「ペリカン便」の上位3便で87%を占めている。
航空等利用運送も、「スーパーペリカン便」、「飛脚航空便」、「宅急便タイムサービス」の上位3便で全体の85%を占めている。
平成18年度の宅配便取扱個数について、販売競争の影響により前年度を下回った事業者が見受けられるが、一方で、インターネットなどを利用した通信販売に係る需要拡大や各社の営業努力による新規需要開拓などにより前年度を上回った事業者もあることから、全体の実績として増加につながった。
なお、平成18年度のメール便取扱冊数は、23億1,011万冊(前年度比11.7%増)となっている。