大日本印刷は1月21日、福島の泉崎工場の敷地内に太陽電池用バックシートと充填材を製造する新工場を建設したと発表した。
新工場の敷地面積は23万8000㎡、建設面積は1万3802㎡、延床面積は1万4301㎡。総事業費は約50億円で今月から生産を開始し、夏までに順次生産能力を増強し年間1ギガワット相当の太陽電池部材を供給する予定。
同時に、太陽電池事業の強化・拡大のため、営業、開発、製造を一貫体制としたエネルギーシステム事業部を設置。太陽電池事業の体制を強化した。今回の体制強化で、大日本印刷は国内外の太陽電池メーカーに販促活動を展開し、2008年度に30億円、2010年度に約120億円の売上げを見込む。