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国土交通省/2008年に海賊に襲われた日本関係船舶12件

2009年01月22日/国際

国土交通省は1月21日、2008年の日本関係船舶における海賊事案の状況を発表した。

2008年の1年間に日本関係船舶(日本籍船と日本の事業者が運航する外国籍船)が海賊(海賊と海上武装強盗)から受けた被害(単に船舶に乗り込まれたものを含む)は、12件(前年:10件)あった。

発生場所は、東南アジア周辺5件(前年:5件)、インド周辺2件(前年:2件)、アフリカ周辺5件(前年:3件)で発生しており、アフリカ周辺海域で発生した件数のうち3件はアデン湾において発生した。

被害の状況は、アデン湾を航行中の船舶が海賊から銃火器らしきものによって発砲・追跡を受けるという事案が3件発生しているが、いずれも回避操船などによって海賊の追跡を振り切っている。

その他の被害は、窃盗事案がほとんどで、乗組員には被害は発生していない。

なお、日本の船舶管理会社(乗組員の配乗、整備受託等を行う会社)が関与する船舶がアデン湾で5隻ハイジャック被害にあっている。

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