日本オラクルは1月22日、「AutoVue Mobile」の提供を開始すると発表した。
AutoVue Mobileは製造設備、電気・ガスなどのインフラ事業者の設備などを保全するための生産性向上を低コストで支援するアプリケーションで、ネットワーク環境下だけでなく、遠隔地の工場や設備・施設などでもノート型PCで情報の閲覧が可能となっている。
ユーザーは修繕箇所や設計変更の指示など最新の作業内容を出先でも把握でき、作業効率の改善とミスの低減を実現するとともに、設備保全の施設を確認後、作業コメントを追記した現場情報を添付することで、設計部門との状況確認や適切な対応方法など、作業履歴の共有と管理が容易になる。
さらに、現場情報のノウハウや注意事項の伝達、過去の作業ログを確認することで、確認や検索時間を短縮でき情報伝達が効率化が期待できる。
なお、AutoVue Mobileは製造業などの設計や製品情報を可視化するアプリケーション「AutoVue Enterprise Visualization 19.3」の1機能として提供するため、導入・使用に当たってはAutoVue Enterprise Visualization製品の導入が必要で、提供価格は1サーバー285万3263円から。
