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タック化成/負債総額約250億円で民事再生法適用を申請

2009年01月27日/未分類

東京商工リサーチは1月26日、タック化成(四国中央市)が同日、高松地方裁判所に民事再生手続開始を申し立てたと発表した。負債総額は約250億円。

タック化成はフォーム原紙、平版・両面テープの製造加工を手掛けてきたが、2001年10月にタックメディカル、タック加工を吸収合併し新体制でスタートした。その後加工部門、メディカル部門などに積極的に投資し、その効果もあって2004年9月期には売上高200億円を突破。その後も増収基調から総額80億円を投資したフィルム関連の山本工場建設に着手、売上高300億円体制を目指していた。

この山本工場は稼動が遅れ、開発負担が次第に増加。これに加え、液晶テレビ向けフィルムの値引き要請などで2007年9月期、2008年9月期と2期連続の大幅な赤字を計上した。このため、増資と経費削減と並行してインモールドフィルム事業に取り組み、金融機関への支援要請などで経営立て直しを目指してきたが、受注状況に回復の目処が立たず、民事再生手続開始を申し立てた。

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