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極洋/冷蔵倉庫事業が増収、全体では当期利益26.7%増と増益

2009年02月01日/決算

極洋が1月30日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は1154億9500万円(前年同期比0.6%減)、営業利益29億4500万円(17.2%増)、経常利益29億7400万円(28.0%増)、当期利益16億1700万円(26.7%増)の減収増益となった。

事業別の概況は、物流サービス事業の冷蔵倉庫事業で、営業力強化と事業効率化に務めた結果目標を上回る成績を収めたが、冷蔵運搬船事業は為替相場と燃料費の乱高下の影響を受けた。全体では売上高は増収となったものの、利益は前年実績を割り込んだ。

加工食品事業は国内のグループ、協力工場で生産する水産フライ類などを中心に販売し、常温食品類も魚介缶の売上増を記録。値上げ効果もあり売上は前年実績割れとなったが、利益面は増益となった。かつお・まぐろ製造加工・販売事業は独自の原料調達を活用し、新製品の開発・拡販に注力した。

通期の業績予測は売上高1520億円(2.9%増)、営業利益42億円(43.5%増)、経常利益41億円(44.3%増)、当期利益22億円(47.0%増)と増収に転じる見通し。

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