極洋は10月20日、5月14日に発表した2009年3月期中間・通期決算の予測業績値を修正した。中国製品の買い控えなどの影響で、加工食品事業が比減収となったことなどが修正の原因。ただし、利益面では水産商事事業の適時適量買付の徹底と販売増改善。
さらに、物流サービス事業の冷蔵運搬船事業や鰹・鮪事業の海外まき網事業が堅調に推移したため、増益に修正した。通期もこの中間期の内容を考慮し修正する。
修正後の中間期予測は、売上高736億円(当初予測より3.2％減)、営業利益26億円(62.5％増)、経常利益24億5000万円(75.0％増)、当期利益14億5000万円(107.1％増)。通期の予測値は売上高1520億円(1.9％減)、営業利益42億円(27.3％増)、経常利益41億円(41.4％増)、当期利益22億円(46.7％増)に修正した。
