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兵機海運/需要減と固定費増大で当期利益79.9%減

2009年02月06日/決算

兵機海運が2月5日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は116億9600万円(前年同期比0.3%減)、営業利益2億6300万円(22.5%減)、経常利益1億8800万円(37.6%減)、当期利益3500万円(79.9%減)の減収減益となった。

同期は、アジア向けなどの外航事業では相手国の外貨不足の問題と日本からの輸出量の激減、船腹過剰による運賃の下落などで運航採算が悪化。内航事業では主要取引先の鉄鋼メーカーの大幅な減産で取扱量が激減した。

傭船料などの固定費が利益面に大きく影響したほか、港運事業も中国産食品類の安全性の問題や取扱量の減少により、海運事業ほどではないが売上減となった。

通期の業績予測は債務保証損失引当繰入7500万円の計上と売上減などのため、業績予測を修正。修正後の予測値は売上高145億円(当初予測より9.4%減)、営業利益1億7000万円(64.6%減)、経常利益6000万円(81.8%減)、当期損失5000万円(当初2億1000万円の当期利益を予測)と引き続き減収減益を見通している。

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