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ワールド・ロジ/業績修正で当期損失16億円

2009年02月09日/決算

ワールド・ロジは2月6日、昨年11月4日に発表した2009年6月期第2四半期決算の業績予測を修正した。

修正後の業績予測値は売上高112億6800万円(当初予測より6.1%減)、営業損失2億8200万円、経常損失4億3400万円、当期損失16億1700万円の下方修正となった。

3PL事業は、大阪フルフィルメントセンターや関東地区の業績が順調に推移しているものの、関西地区の一部既存クライアントの業務縮小などで倉庫の稼働率が低下し、営業利益が当初予想を1億2000万円下回る。

人材アウトソーシング事業は一般派遣業界の需要激減が製造請負事業にも影響し、営業利益は予想を8000万円下回る見込み。納品代行事業は、百貨店業界の事業環境の悪化で、営業利益は予想を3000万円下回る。

このほか、コンサルティング事業は大阪フルフィルメントセンターの通販支援事業が順調に推移するものの、新規案件の遅延などで営業利益が予想を5000万円下回る。これに、一部売掛債権への貸倒引当金2億6500万円と倉庫の中途解約関連費用8300万円が重なり、赤字計上となる見通し。

倉庫の中途解約は、関西地区の物流量の急速な悪化でグループ管理の倉庫・物流センターの稼働状況を効率化するため、賃貸借契約満了以前に契約を解除したもの。

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