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ワールド・ロジ/第3四半期売上高40%減の112億円

2009年02月10日/3PL・物流企業

ワールド・ロジが2月9日に発表した2009年6月期第2四半期決算によると、売上高は112億6800万円(前年同期比39.4%減)、営業損失2億8200万円(前期は2億8200万円の営業利益)、経常損失4億3400万円(1億5700万円の経常利益)、当期損失16億1700万円(1億600万円の当期利益)の赤字転落となった。

同期は3PL事業と通販支援事業は大都市圏では物量を確保したが、地方で物量が想定以上に落ち込んだ。事業別の概況では3PL事業が大阪フルフィルメントセンターの稼動や関東地区の業績が順調だったが、関西地区の一部既存クライアントの業務縮小などで倉庫の稼働率が低下。売上高は38億1200万円となった。人材アウトソーシング事業は請負事業の需要減速などで、売上高は7億8200万円。コンサルティング事業は通販支援事業による通販サイトの立ち上げとシステム投資の継続で、売上高は1億9300万円。

納品代行事業は積極的な営業活動とコスト削減効果で売上高47億1800万円を確保。金融事業はリース売上、不動産ファンドの収益で売上高1億1600万円となった。リサイクル事業は、容器包装リサイクル事業の処理と物流パレット製造が順調で、売上高8億300万円を記録した。

通期の業績予測は売上高245億円(29.0%減)、営業利益2億円(79.5%減)、経常利益5000万円(92.5%減)、当期損失7億5000万円と大幅減益が継続する見通し。

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