センコン物流が2月9日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は89億6800円（前年同期比0.8％減）、営業利益1億2400万円（6.7％減)、経常利益5900万円（65.7％減）、当期利益1900万円（91.5％減）の減収減益となった。
同期は顧客の物流の合理化・効率化要請に対応するため、11月に東根物流センター(山形県東根市)を開設し、仙台北部中核工業団地(宮城県黒川郡大和町)に新たな物流拠点用地も取得。貨物の取扱量は増加したが、前年に撤退した介護福祉事業の収益をカバーしきれず減収減益となった。
通期の業績予測は乗用車販売事業の不振、運送事業と倉庫事業の在庫圧縮などによる物量減少などから、予測値を修正した。修正後の売上高は120億円（5月時点の予測より5.1％減）、営業利益2億3000万円(17.9％減)、経常利益1億6000万円(25.6％増)、当期利益7500万円(25.0％減)と減収減益が継続する見通し。
