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乾汽船/スポット船の採算悪化で不振、当期利益27%減

2009年02月12日/決算

乾汽船が2月10日に発表した2009年3月期第3四半期決算(累計)によると、売上高は194億7500万円(前年同期比15.2%増)、営業利益79億6900万円(15.4%増)、経常利益76億8500万円(116.0%増)、当期利益40億4900万円(24.7%減)の増収増益となった。

同期は、市況悪化に対応すべく中・長期貸船契約の締結や数量契約の締結で収益の固定化・安定化比率を高め、支配船腹の効率配船で売上高の拡大を図った。しかしスポット船の採算の急激な悪化で、売上高と利益は大幅に減少。また平均燃料油価格はまだ高止まりしており、為替とともに航海採算を圧迫した。同期のみ(10月1日-12月31日)の実績は売上高56億2000万円、営業利益18億6700万円、経常利益11億4600万円、当期利益8700万円だった。

通期の業績予測は売上高225億円(3.8%減)、営業利益78億円(20.7%減)、経常利益76億円(14.8%減)、当期利益39億円(45.8%減と一転して減収減益となる見込み。

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