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川西倉庫/黒字化で営業利益1億5500万円

2009年02月12日/決算

川西倉庫が2月10日発表した2009年3月期第3四半期連結業績(累計)によると、売上高は169億9200万円(前年同期比4.0%増)、営業利益1億5500万円(前期は2400万円の営業損失)、経常利益1億6300万円(1800万円の経常損失)、当期利益7000万円(4億2900万円の当期損失)の増収増益となった。

中期経営計画を重要課題とし、北関東地区での物流構築、輸配送業務の強化、ホーチミン事務所(ベトナム)開設などNVOCC(国際複合一貫輸送)業務の強化に積極的に取り組んだ。

事業別では、主力の総合物流業のうち倉庫業の売上高は61億1000万円(5.1%増)。食料品雑豆などの貨物取扱い量が上期に堅調だったため、入出庫量、保管残高、保管高とも前年同期を上回った。冷蔵倉庫業務の保管残高、保管高も前年同期を上回った。港湾運送業の売上高は18億1400万円(2.5%減)で、北米への輸出船積み業務や船内荷役業務の減少が増えた。

貨物運送取扱業の売上高は49億4500万円(4.6%増)。冷蔵倉庫貨物の取り扱いが前年同期を下回ったが、普通貨物の取り扱いが上回り、小口配送業務の取り扱いも増加した。その他の物流業の売上高は40億5200万円(4.8%増)で、国際業務は減少傾向となったうえ、流通加工業務については、食品関連業務、コーヒー豆・輸入豆類の選別作業は前年同期を下回った。また、他法令関係手続が前年同期を若干上回った。

通期の業績を修正し、売上高222億円、営業利益1億2000万円、経常利益1億3000万円、当期利益8000万円を見込む。

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