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川西倉庫/赤字から回復、売上高113億円

2008年11月12日/決算

川西倉庫が11月11日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は113億4900万円(前期比6.5%増)、営業利益1億2400万円(前期は8000万円の営業損失)、経常利益1億3500万円(6900万円の経常損失)、当期利益6900万円(4億900万円の当期損失)と赤字体質から回復した。

総合物流業の概況は、普通倉庫業務の雑豆や食料品など貨物取扱量が堅調に推移。保管残高、保管高とも前年同期を上回った。冷蔵倉庫業務は貨物取扱いが低調に終わり、入出庫量、保管高とも前年並み。売上高は40億7900万円(6.2%増)を確保した。港湾運送業務は荷捌き取扱いは前期を上回り、北米への輸出船積業務や船内荷役業務は低調に推移。売上高12億3300万円(0.3%増)と横ばいに終わった。

貨物運送取扱業務は、冷蔵貨物の取扱いが低調だったが、普通貨物、コンテナ運送は堅調。また、小口配送業務の取扱が増加し32億5700万円(6.9%増)と増収を確保。

国際業務は、国際複合一貫輸送業務で新規顧客獲得、既存顧客との取引拡大により順調に推移し、航空貨物も堅調。流通加工業務は食品関連業務、コーヒー豆・輸入豆類の選別作業が前期を下回ったが、手続業務は前期並みだったため、売上高は27億3200万円(7.7%増)と総合物流事業以上の高収益となった。

通期は売上高222億円(2.9%増)、営業利益3億2000万円、経常利益3億3000万円、当期利益1億9000万円を見通している。

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