ワールド・ロジは2月16日、納品代行のワールドサプライの全株式を佐川急便はじめ3社に譲渡し、佐川急便との2社間で業務提携を締結したと発表した。
株式譲渡は、佐川急便のほか佐川グローバルロジスティクス、佐川林業に対して行われる。これに伴い、創業以来のコア事業であるノンアセット型3PL事業へ経営資源を集中し、収益力向上を図る。また、佐川急便との業務提携締結によって、相互の物流ノウハウや流通インフラを活用し、高付加価値サービスを顧客に提供する方針だ。
業務提携契約は、それぞれのサービスの相互提供と顧客の相互紹介を行うもの。新規開拓や新業態開発の取り組みを共同で実施する。2社は、「業務提携委員会」を設置し、自社サービスの相互提供、自社顧客の相互紹介と共同営業などを行う考え。
なお、ワールド・ロジ保有のワールドサプライ株式は、佐川急便へ6,015,792株、佐川グローバルロ
ジスティクスへ56,000株および佐川林業へ6,000株を合計29億8600万円（1株当たり491.28円）にて譲渡する。
