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三菱商事/廃プラ資源利用で、物流用パレット製造を本格操業

2009年02月18日/CSR

三菱商事株が出資するエム・エム・プラスチックは2月17日、千葉県富津市にある富津プラスチック資源化工場の本格操業の準備を整え、ことし4月から廃棄プラスチックの受入れを開始する。

エム・エム・プラスチックは三菱商事、明治ゴム化成、市川環境エンジニアリング、東海運の4社共同事業として、富津プラスチック資源化工場の建設に着手し、サンドイッチ成形技術により物流用パレット(MMPパレット)などを製造する一貫工場を富津地区工業用地(千葉県富津市)に完成した。

この事業では、容器包装リサイクル法で回収される「その他プラスチック製容器包装」をペレットに再生すると共に、これをサンドイッチ成形技術によりコア層に使用し、リサイクル素材を利用しつつ高品質パレットを製造する。

ペレット製造工場は年間18,360トンの廃棄プラスチックを処理する能力を持ち、従来のプラスチックパレットと同等の高品質を確保するMMPパレットの製造工場は、年間13万枚の製造能力がある。

エム・エム・プラスチックが製造販売するMMPパレットは、従来の廃プラスチックの焼却処理とバージン材料によるパレット製造の場合と比較して1枚あたり27kgのCO2の削減が期待できる。

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