国土交通省は2月25日、エコレールマークの認定商品6件と認定企業3社を新たに認定した。
24日に開かれた「エコレールマーク運営・審査委員会」で決められたもので、エコレールマーク新規認定商品は、シャープ製携帯電話(シャープ)、麦の舞(ふくとくちょうしゅるい)、シジシー純米酒・芋う舞(いもうまい)・麦う舞(むぎうまい)(福徳長酒類)、猫砂(クニミネ工業)。
エコレールマーク新規認定企業は、住友化学、JUKI(ジューキ)、神明(しんめい)。
エコレールマーク制度は、地球環境負荷の低い鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品や企業に対して認定を行い、マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度。企業の鉄道貨物輸送へのモーダルシフト促進を目的としている。
具体的な認定商品の鉄道利用基準は、500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上の利用。認定企業については、500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上の利用となっている。
今回の認定で、認定商品は合計32件(37品目)、認定企業は50件となった。