コクヨS&Tは3月27日、コクヨの総合カタログ・ステーショナリー編の全掲載品目を企業に直送するサービスを4月6日に一部地区から開始すると発表した。6月をめどに全国に拡大する。ただし舗什器、販促用品、受注生産品、ファニチャー、他社ブランド商品などは対象外となる
同カタログに掲載している約1万1000品目の内、特殊なサイズのファイルなど売れ筋以外の商品は、従来は通販カタログや店頭での取り扱いが少なく場合によっては手に入りにくいこともあった。ユーザー直送サービスの導入はこのような状況を解消するためで、今回のサービスでは、コクヨマーケティング（東京都港区）が運営するオフィス用品購買システム「＠office」のインターネット受注機能とユーザー直送機能を活用。
ユーザーは＠officeを扱う文具販売店と契約して会員登録すると、総合カタログ・ステーショナリー編に掲載する全商品を発注できる。納期は発注の都度メールでユーザーに連絡される。
また、キーワードでの検索機能や、各種承認・発注制限機能、注文履歴確認・ダウンロード機能にも対応、法人企業のオフィス用品購買の利便性が向上するという。さらに、サービス開始に合わせて、文具販売店用の発注システム「KiSPA」経由のユーザー直送も、カタログ掲載の全商品の対応を開始。文具販売店の業務効率化を支援するという。
