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エーアイテイー/2009年2月期、増収増益、中国が好調

2009年04月03日/決算

エーアイテイーが4月3日に発表した2009年2月期の業績は、当社グループの当連結会計年度の売上高100億600万円(前年同期比11.5%増)、営業利益5億7200万円(9.9%増)、経常利益6億300万円(4.4%増)、当期利益3億5900万円(16.9%増)と、いずれも増収増益を達成した。

国内景気の影響を受け、一部の既存顧客で取扱量が落込んだが、新規顧客の獲得と潜在需要の掘起しによって、営業収益は名古屋地区では5.8%と落込んだものの、東京地区は18.1%増、大阪地区10.0%増と堅調に推移した。

また、輸送別では、海上輸送は87,501TEU(6.1%増)、航空輸送は1,685トン(46.6%増)、通関受注は16,667件(36.2%増)といずれも好調だった。

以日本における売上高88億1100万円(10.9%増)、営業利益は5億400万円(10.3%増)となった。

中国・香港では、上海現地法人、香港現地法人ともに、日本向け海上貨物の取扱いが順調に推移し、航空貨物も、日本向けや欧米向けの貨物の取扱いが、上海現地法人が52.8%増、香港現地法人が51.0%増と順調に推移し、売上高は11億6400万円(17.9%増)、営業利益は5600万円(14.8%減)。

次期の見通しでは、子会社のAITソリューションズの3PL事業の早期立ち上げ、物流の生産地から消費地までの一貫輸送を担う。

海外での事業展開は、中国の部材産業の発達が目覚ましく、中国で生産された部材・素材が東南アジア諸国へと流れ、東南アジア諸国で加工された完成品が世界各地へと流れており、新たな物の流れを絶好のビジネスチャンスと捉えている。

このため、上海、香港にタイ、ベトナムも加えた国際物流ネットワークの更なる強化とシナジー効果の最大化を図りながら、グローバルな視点での事業展開を推し進める。

次期の業績は、売上高116億3400万円、営業利益5億7900万円、経常利益6億400万円、当期利益3億5900万円を見込んでいる。

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