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寺岡精工/荷物の寸法と重量を瞬時に測定、計量・計測システム開発

2009年04月10日/IT・機器

寺岡精工は4月9日、荷物の寸法と重量を瞬時に測定する計量・計測システムを開発し、5月から2機種(SPK-1000、SPK-3000)の販売を開始する。

<固定式のSPK-1000>
20090410teraoka1000.jpg

「SPK-1000」は、寺岡独自のセンサーアーム方式の採用により、測定範囲の拡大を実現した計量・計測システムで、計量台に荷物を載せるだけで、長さ、幅、高さ、重さを瞬時に測定する。

新開発のセンサーにより黒色のスーツケースやビニール袋に入っ荷物など従来困難であった荷物も1分で12回も確実に測定できる。

コンパクト設計なため、設置場所を選ばず、小規模事業所にも利用でき、誰でも簡単に扱える。さらに、計測完了で重量・寸法データを外部ディバイスにプッシュ出力とパソコン、プリンタに接続して様々なデータ活用が可能となっている。

<搬送式のSPK-1000>
20090410teraoka3000.jpg

コンベア上の荷物をノンストップできる「SPK-3000」は、新開発の寸法測定ゲートと超高速フィルターによる重量測定で、荷物をコンベア上に流すだけで長さ、幅、高さ、重さを瞬時に自動測定する。

さらに、赤外発光ダイオードの光ゲートによる輪切り寸法測定で、異形物も即時に直方体換算。最小寸法表示5mm、最小表示重量表示50g(0.5~5kgの場合)を実現し、長さ方向153cmまで測定可能で、あらゆる荷物に対応できる。

新開発の重量測定技術で荷物間隔70cm、搬送速度70m/分を実現し、長さ50cmの荷物の場合で1時間当たり3500個の計測ができる。

問い合わせ
寺岡精工
ロジスティックスソリューション事業部
担当:飯田
TEL.03-3752-0184
http://www.teraokaseiko.com/product/keiryo/spk-1000.html

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