丸八倉庫が4月14日に発表した2009年11月期第1四半期決算によると、売上高は12億8100万円（前年同期比8.3％増）、営業利益6500万円（55.8％減）、経常利益4100万円（68.5％減）、当期利益2200万円（71.2％減）の増収減益となった。
部門別の概況では、物流事業部門の売上高は7800万円増の11億8500万円、営業利益は2000万円増の2億4600万円となった。不動産部門も賃貸収入の増加で2000万円増の9500万円。営業利益は子会社の丸八クリエイトが保有している販売用不動産への棚卸資産の新会計基準適用により1億800万円の評価損を営業費用に計上。8900万円減の6300万円の営業損失となった。
通期は、物流事業では昨年12月にスタートしたサブリース案件で増収が見込めるが、仙台などの営業倉庫と不動産事業は厳しい見通しで、売上高51億2600万円、営業利益4億2500万円、経常利益4億2500万円、当期利益2億4300万円と増収減益を予測している。
