LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

サトー/売上高8.8%減、営業利益3.7%減

2010年02月08日/決算

サトーが2月5日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は560億4400万円(前年同期比8.8%減)、営業利益17億9200万円(3.7%減)、経常利益17億600万円(24.3%増)、当期利益6億5100万円(前期は1億9100万円の当期損失)となった。

第3四半期は、国内で引き続き食品加工、製造、運輸配送などの分野で効率化、安全確保などを提案し、新規用途の開拓を行うなど売上の拡大を図った。また前年度後半から、好調業種や景気の影響を受けにくい取引先、公共関連業種に各種の営業施策を展開。大口案件を含め受注件数が増加し、売上高の回復傾向が明確になってきた。

国内売上高は、サプライ製品を中心に食品分野が好調で、流通分野も回復傾向にあるとしている。第3四半期でのサプライ製品売上高は直前の四半期に対し13.3%増となった。海外では欧米やアジア・オセアニア地域各国で売上の拡大に努め、第3四半期は2年振りに前年同期比がプラスとなった。

利益面では、各地域で生産性の向上と製造コストの低減、各種経費節減への取組を継続し、収益構造は改善してきている模様。国内では、販管費の効率的な執行を徹底し、計画を上回る利益を確保した。海外でも構造改革に取組む欧州や、シンガポールの海外統括機能を本社に統合したアジア・オセアニアを中心に収益改善に努め、四半期として2008年第1四半期以来の黒字化を達成した。

事業別の売上高は、メカトロ製品事業の売上高が208億7400万円(13.8%減)、営業利益は5億1200万円(3.2%増)だった。

サプライ製品事業の売上高は351億7000万円(5.5%減)、営業利益は12億7900万円(6.2%減)となった。

通期は売上高750億円(4.0%減)、営業利益23億円(215.0%増)、経常利益21億円(489.7%増)、当期利益8億円(61.0%減)を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース