第一中央汽船は4月23日、1月30日に発表した2009年3月期決算の業績予測を修正した。修正後の予測値は売上高1750億円（当初予測より5.4％減）、営業利益5億円（20億円の営業損失を予想）、経常損失10億円（25億円の経常損失）、当期損失30億円（20億円の当期損失）となった。
修正の理由は、売上高が大幅な荷動きの減少のため減収となった一方、利益面では外航不定期船市況が予想以上に回復したこと、船舶修繕費など各種コストの削減努力などで改善したことなど。ただし当期利益は同期に見込んでいた約20億円の船舶売却益の計上が、引渡しが2009年度にずれ込んだため損失が増加した。
