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川西倉庫/ターミナル業務などの予想以上の減少で、当期利益80%減

2009年04月27日/決算

川西倉庫は4月27日、2月10日に発表した2009年3月期決算の業績予測を修正した。修正後の予測値は売上高219億8900万円(当初予測より1.0%減)、営業利益7100万円(40.8%減)、経常利益8600万円(33.8%減)、当期利益1600万円(80.0%減)の下方修正となった。

修正の理由は1月に通関業の許可による手続収入増加があったものの、売上減がそれを上回ったため。特に港湾運送業の輸出船積業務、船内荷役業務、ターミナル業務での取扱貨物量の減少が予想を大幅に上回り、通期の業績は予想を下回る見込みという。

また、特別利益として土地売却益2900万円を計上する予定だが、当期利益は法人税等の計上、税効果会計を適用したため、2000万円予測を下回る。

連結では、個別業績予想の修正と一部国内子会社の営業利益減少、港湾荷役作業を行っている連結子会社、川西港運の業績見通しを踏まえて繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、2500万円を取崩すことにしたため、同額法人税等調整額を計上する予定。

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