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東芝テック/3月期、各部門で減収、当期利益80%減

2009年04月28日/決算

東芝テックが4月28日に発表した2009年3月期決算によると、同期の売上高は4226億円(前年同期比14.3%減)、営業利益101億2300万円(61.2%減)、経常利益68億700万円(70.4%減)、当期利益26億3400万円(80.3%減)の減収減益となった。

各部門中POSシステム、電子レジスター、計量器、OA機器など扱うリテールソリューション事業は、厳しさを増す事業環境の中で、マーケットニーズにマッチした新商品の開発、主力・注力商品の拡販、海外販売網の整備・拡大などに注力した。

主力のPOSシステムは、景気悪化や前年度前半に大口物件が集中した反動減などで国内外で減少し、売上は減少。リテールソリューション事業の売上高は7%減の1705億800万円、営業利益は33%減の66億4200万円となった。

バーコードシステム、RFIDシステムなどのオートIDシステム、プリンタなどのオートID・プリンタ事業は、新商品の開発・投入、国内販売体制の強化、海外新規顧客の獲得などに注力した。オートIDシステムは、新規連結の影響で国内で伸長したが海外で減少し売上は減少。プリンタと専用端末機は、前年度前半の大口物件集中の影響などから、こちらも売上は減少し、同事業の売上高は10%減の441億8400万円、営業利益は75%減の14億1700万円の大幅減益となった。

来期は、売上高4000億円(5.3%減)、営業利益110億円(8.7%増)、経常利益70億円(2.8%増)、当期利益35億円(32.9%増)と増益の見通し。

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