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川西倉庫/倉庫業、貨物運送取扱業務の増加などで売上高1.9%増

2009年05月19日/決算

川西倉庫が5月19日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は219億8900万円(前年同期比1.9%増)、営業利益7100万円(前期は1億6400万円の営業損失)、経常利益8600万円(1億6200万円の経常損失)、当期利益1600万円(4億9100万円の当期損失)となった。

総合物流事業のうち倉庫業では、普通倉庫業務は食料品、コーヒー豆などの主要貨物取扱いが上期に堅調に推移し、前期に比し入庫高は増加したが出庫高は荷動きが低迷し減少したため、保管高は前期を上回った。

冷蔵倉庫業務は、中国食品問題の影響もあり貨物取扱量は低調に推移。入出庫高は減少したが、入庫高が出庫高を上回り、保管高は微増となった。売上高は79億5900万円(3.8%増)。

港湾運送業務は、荷捌き貨物取扱いが増加したが、前半比較的堅調に推移していた船内荷役業務やターミナル業務が下期、特に第4四半期に入り急減し、売上高は23億100万円(5.7%減)となった。

貨物運送取扱業務は、コンテナ運送収入が第4四半期の取扱減で減少したが、トラック運送収入は、小口配送業務の取扱増で増加。売上高は63億6900万円(2.2%増)となった。

その他の物流業では、国際業務の国際複合一貫輸送は、輸出入業務とも上期は順調に推移したが、第4四半期には輸出業務の自動車関連、家電、化学品の取扱が急減した。流通加工業務は、輸出貨物の梱包業務や食品関連のセット組作業や詰替え作業が減少。

手続業務は、2009年1月に通関業の許可を受け、第4四半期から通関業収入を計上したため、手続収入は増加。売上高は52億6200万円(2.0%増)となった。

来期は売上高220億円(増減なし)、営業利益8000万円、経常利益1億円、当期利益1000万円の見通し。

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