住友商事は5月7日、インド・ウッタラプラディッシュ州に、鋼材加工ほかプレス成型、金型製造まで手がける事業会社を設立したと発表した。これまで培った豊富な鋼材加工センターのノウハウをもとに、インドにおいて鋼材物流網の確立を目指す。
住友商事の鋼材加工センターとしてはインド初で、2010年1月に稼動予定。5年後の2014年の売上目標は約100億円。
住友商事は拡大するニーズに対し、独自に培ってきた鋼材加工センターの在庫、配送、金融ノウハウをフル活用し、ジャストインタイムのデリバリーを実現、高品質の材料を供給していく考えだ。
鋼材加工センター本来のスリット、カットの加工設備だけでなく、ブランク/プレス設備や金型製造の設備も導入し、インドでは数少ない総合薄板加工会社としてワン・ストップ・ショップの拠点を目指す。