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兵機海運/業績下方修正、北朝鮮との交易を本社に移管

2009年05月11日/決算

兵機海運は5月11日、2月5日に発表した2009年3月期決算の業績予測を修正した。修正後の予測値は売上高142億円(当初予測より2.1%減)、営業利益1億1000万円(35.3%減)、経常利益2500万円(58.3%減)、当期損失9500万円(当初5000万円の当期損失を予想)の下方修正となった。

修正理由は、海運事業で第4四半期から事業環境が好転せず取扱量が激減し、船腹過剰による運賃の下落とあいまって運航採算が悪化したため。これで売上高・営業利益・経常利益は前回公表の予想数値を下回る。当期利益も子会社の株式評価損失9300万円を組み入れたため、当期損失となった。

一方、、外貨管理や経理諸業務などの合理化と北朝鮮との外航事業の目的喪失のため、連結子会社の新大同海運(神戸市中央区)の9月30日付での解散を決定した。新大同海運の保有するパナマの船舶保有子会社4社の株式を同社が取得し、外航事業は同社外航部が引き継ぐ。

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