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ハマキョウレックス/物流センター事業好調、営業利益22.7%増

2009年05月13日/決算

ハマキョウレックスが5月13日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は791億9000万円(前年同期比5.2%減)、営業利益41億600万円(21.9%増)、経常利益39億4500万円(26.0%増)、当期利益16億7400万円(12.0%増)の減収増益となった。

事業別の概況は、物流センター事業の売上高が361億6700万円(4.4%増)、営業利益は38億6100万円(22.7%増)と増収増益を確保した。前年度に稼働したセンターのフル寄与と、同期までに稼働した各センターが順次業績に寄与したことによるもので、同期の新規受託状況は、10社の物流を受託している。

前年度に受託した2社を含め計9センターが稼働中。残り2社も、8月以降の稼働を目指し準備中という。物流センター総数は新規受託による増加と、業務委託契約終了によるセンター閉鎖などの結果、前年度比で5センターが純増となり、55センター体制となった。

貨物自動車運送事業の売上高は、430億2200万円(12.0%減)、営業利益は2億4300万円(10.9%増)と減収増益。増益の主な要因は、近物レックスの経営改善が進み、営業利益が1億1600万円改善したため。

主な改善の取組は、今年1月より閑散期対策として幹線輸送便の圧縮でコストを約6600万円削減。期首より高速道路の速度制限の徹底などを実施し、軽油使用量が圧縮され、燃料費は約1億5600万円減少した。営業費用も約55億6000万円減少した。売上高は近物レックスが既存荷主と運賃是正交渉を実施したが、積合収入が31億700万円減少し、損益を圧迫した。

来期は物流センター事業で386億円(6.7%増)、貨物自動車運送事業で424億円(1.4%減)の売上を見込み売上高810億円(2.3%減)、営業利益47億円(14.4%増)、経常利益45億円(14.0%増)、当期利益21億円(25.4%増)の見通し。

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