東洋水産とフクシマフーズ（福島県伊達郡）は5月15日、10月1日でフクシマフーズを東洋水産の子会社とすることを決めたと発表した。子会社化は株式交換で実施し、フクシマフーズの株式は9月25日にジャスダック証券取引所を上場廃止となる予定。
今回の子会社化は、消費者の食に対する安全・安心に応え、品質管理の強化と販売競争に対応するため、生産・販売・研究開発など個々の経営資源を最大限活用し、連携体制を強化することが両社の企業価値の向上に繋がる判断したため。具体的には研究開発部門の一体化により、新製品の開発スピードを加速化し、消費者に喜ばれる商品開発を行っていく。また意思決定の迅速化、経営資源の有効活用も期待している。
このためフクシマフーズは6月24日付で整理銘柄に指定され、フクシマフーズの株式売買は9月24日で終了する。
