東洋水産が7月30日に発表した2009年3月期第1四半期決算の業績は、売上高が810億9100万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は72億4400万円(48.9%増)、経常利益は78億2400万円(42.8%増)、当期利益は46億5600万円(49.8%増)と増収増益となり、利益が大幅に向上した。
冷蔵庫部門は、中国産冷凍餃子の敬遠傾向が続いたこと、漁船の燃料費高騰による漁獲高減少などを背景とする厳しい事業環境で、保管料収入が減少。売上高は34億5100万円(8.2%減)、営業利益は1億3400万円(54.7%減)となった。
通期の業績は、売上高3250億円、営業利益220億円、経常利益240億円、当期利益135億円をそれぞれ見込んでいる。