センコーは6月4日、千葉・船橋市の船橋ファッションロジスティクスセンターが完成し、7月から本格稼働する。
＜完成した船橋ファッションロジスティクスセンター＞
同センターは、主に三越が全国ネットで展開する通販事業の商品の入荷・検品から保管、流通加工、出荷などの物流センター業務を実施する。
センコーにとって、百貨店通販物流センター業務は初の取り組みで、「常に進化するセンター」を目標に、商品ごとの検査基準に沿った品質検査、売り場と同レベルの商品保管管理、顧客に満足してもらうギフト包装などの流通加工サービスを提供していく。
また、アパレル商品をはじめとする三越の通販業務も含め、「ファッション物流はセンコー」というブランドの確立を目指し、ファッション業界での物流効率化ニーズに対応する考えだ。
■施設の概要
名称：船橋ファッションロジスティクスセンター
所在地：千葉県船橋市南海神1-7-4
交通アクセス：京葉道・原木IC、船橋IC、東関道・千鳥町IC至近、JR京葉線・二俣新町駅より徒歩15分
敷地面積：1万9859㎡
建物構造：RCSS造、耐火建築物地上4階建
延床面積：3万9214㎡
着工：2008年2月1日
竣工：2009年2月5日
本格稼働：2009年7月18日（出荷業務開始予定）
主要設備：荷物用エレベータ8台（耐荷重3.5トン）、垂直搬送機2基（耐荷重1.5トン）、ドックレベラー6基、空調設備（2F～4F）、接車バース58台
主な取扱品：アパレル（紳士・婦人）、食品、家具、寝具、雑貨、宝飾、リビング
対象地域：全国
