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JR貨物/6月のコンテナ貨物13%減

2009年07月16日/調査・統計

日本貨物鉄道は7月16日、6月の輸送動向を発表し、コンテナ貨物は163万9000トンで前年同月比13%減、車扱いが75万7000トンで5.1%減となった。

コンテナ貨物は、食料工業品が唯一前年を上回ったものの、自動車部品、紙・パルプ、農産品・青果物などその他すべての品目が前年を下回った。

食料工業品は、北海道地区の砂糖の出荷が好調に推移したことと食品メーカーのモーダルシフトが進展したことにより増送となった。

車扱貨物は、石油が、揮発油が前年の価格高騰により需要が落ち込んだ反動で上回ったものの、生産活動の低迷と燃料転換の影響を受けた軽油、重油が減送となり、全体としては僅かに前年を下回った。セメント・石灰石は、工場の定期修理などにより減送となった。

なお第1四半期(4月~6月)は、昨年からの世界同時不況の影響により実施された製造業各段階での減産体制が本年度に入っても継続されたことから、前年を大きく下回って推移した。

コンテナ貨物は、需要の低迷により生産調整が継続した自動車部品、紙・パルプ、化学工業品、化学薬品などすべての品目が前年を下回り、全体では479万2000トンで16.3%減。

車扱貨物は、石油、セメント・石灰石などすべての品目が前年を下回り、228万1000トンの11.6%減となった。

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