出光興産は6月11日、子会社の出光ルブテクノインドネシアが生産能力を2.5倍に増強すると発表した。
出光ルブテクノインドネシアは、潤滑油のブレンド工場として2005年から製造を開始。製品を出光興産100％出資の販売会社、出光ルブインドネシアと出光ルブテクノインドネシアの現地パートナーのアトラスに供給し、主に二輪車用、自動車用エンジンオイルや工業用潤滑油を販売している。
ブレンドタンクや充填機の増設など総額1350万ドル（約13億円）を投じて、ことし10月までに生産能力を現行の2万5000ｋｌから、2.5倍となる6万5000ｋｌに増強する。
インドネシアでは、二輪車用オイルをはじめとした高性能潤滑油の需要が今後も堅調に伸びると見込まれている。今回の生産能力の増強により供給体制を強化し、2015年には6万3000klの販売を計画している。
