SBSホールディングスは6月15日、4月に日本ロジスティクスシステム協会などの主催で、東京で開催された「全日本物流改善事例大会2009」で、グループ企業の東北ウイングが発表した、食品物流センターでの物量予測による人員配置の改善事例が、物流合理化賞を2年連続で受賞したと発表した。
受賞した事例タイトルは、「適切な人員配置による営業利益高の改善」。チルド商品を取り扱う食品の通過型物流センターでの改善事例で、出荷の遅れを恐れて人員を多く配置する安心シフトを見直すため、月別、曜日別、ブロック別などに物量を予測し、目標生産性により算出した適切な人員数を配置するシフトと、無駄な人員配置や残業を排除した。
同時に、管理表や人員配置ルール、マニュアルなどを標準化し定着させ、一人当たりの時間生産性を14.7％向上させたというもの。
