国土交通省が6月16日に発表した3月の航空輸送統計速報によると、国内定期航空の貨物輸送量は8万2048トン（超過手荷物などを含む場合は8万7771トン）、8万3726（8万9189）千トンキロだった。
トンベースでの貨物輸送は前年同月比0.6％減（10.2％減）とほぼ横ばいとなり、トンキロベースでは1.2％増（9.5％減）と増加した。重量利用率は40.2％だった。
一方、国際航空輸送の貨物輸送量は8万6910トン（9万1430トン）、47万281（49万4953）千トンキロ。貨物輸送は31.0％減（30.0％減）で、トンキロベースでは37.9％減（36.9％減）だった。重量利用率は60.1％だった。
主な路線の輸送実績では、中国向けの貨物重量は2061トンと29.4％減、太平洋向けは129トン・33.2％減だった。その他アジア向けは2792トン・33.2％減で、米州向けは1916トン・37.9％減。欧州向けは1387トン・14.4％減だった。
