米GMとペンスキー・オートモーティブ・グループ両社は6月15日、ペンスキが「サターン」ブランドを買収するとして提案した取引の詳細について確認を行なったと発表した。
取引が実現すれば、350店以上の販売店、サターンとその北米の販売店が保有する1万3000件以上の雇用が維持される。
提案中の取引は、GMがことし初めに米政府に提出した事業再編計画の中で概略を示していた提案のひとつ。覚書の条件によると、ペンスキーはサターンブランドとサターンの一部の資産に対して権利を獲得する。GMは契約ベースで、サターンの「オーラ」、「ヴュー」、「アウトルック」の生産を継続して行うことになる。
この取引はことしの第3四半期中に成立すると見られており、通例の取引実行条件や規制機関の承認を受ける必要がある。本合意の金銭的な条件については開示されていない。