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センコー/中国・深センにチェーンストア向け物流センター

2009年06月18日/物流施設

センコーは6月18日、ことし6月1日に中国・深センで「深セン物流センター」を稼働させたと発表した。

<深セン物流センター内の作業>
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同センターは、チェーンストア向け海外物流センターとしてはセンコーで初めてのもの。店舗への配送業務を行なうほか、TC/DC業務を担当する。TCは、TRANSFERCENTER(トランスファーセンター)の略で、通過型の倉庫や物流センターを意味する。集荷あるいは、持ち込まれた店別梱包商品を集約し、店別(およびカテゴリー別)に仕分けする。DCは、DistributionCenter(ディストリビューションセンター)の略で、保管型の倉庫または物流センターを意味する。商品を保管し、発注指示に応じてピッキングを行う。TCに連動する場合が多い。

<配車支援システムを操作>
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中国語に対応した作業管理システムを導入し、生産性の把握、向上に取り組むとともに、店舗配送の配車については、日本で使用している配車支援システムを採用し、効率的な車両の運用を図っている。

また、5月中旬から、現地スタッフの事前導入教育を開始し、教育DVDの活用により、ドライバー教育や作業員教育を基礎から行った。

センコーは、今回の中国でのチェーン店向け物流センター業務を契機とし、日本の運営方法と情報システムを導入することで、中国国内での物流の高度化・差別化を図り、大規模物流センターの受注につなげていく考えだ。

施設の概要
名称:深セン物流中心(しんせんぶつりゅうせんたー)
所在地:深セン市宝安区
所有:賃借倉庫
賃借面積:5675㎡
稼働:2009年6月1日
主な取扱品:加工食品
配送地域:深セン市、恵州市

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