DHLは現地時間の6月18日、上海浦東国際空港の面積2000平方フィートの温度管理倉庫(保管温度帯15℃~25℃)内に「DHLライフサイエンス・ヘルスケアコンピテンシーセンター」を開設したと発表した。
同センターには、業界専門家で編成されたコアチームを配置。中国と北アジア太平洋地区の顧客へのコンサルティングサービスの提供、荷主の要望に応える商品やソリューションの開発を行う。
今回大型の温度管理倉庫が上海浦東国際空港内に新設され、上海でのDHL グローバル フォワーディングの温度管理施設の総敷地面積は3万平方フィートに達した。浦東国際空港の同社倉庫内の冷蔵室2部屋(2℃~8℃)、上海市外高橋保税区の8600平方フィートの温度管理倉庫(22℃~28℃)、上海市松江区非保税区の1万9400 平方フィートの温度管理倉庫(22℃~28℃)がこれに含まれるという。
中国DHL グローバル フォワーディングのスティーブ フアン・マネージングディレクターによると、今回の同センター開設は製薬企業、化学研究所、化学品メーカーの複雑化するニーズに応えるため、コールドチェーンロジスティクスの品質と効率性を高めるため。