米国日本通運の子会社、ティファナ日本通運は6月1日から、社名をNEXグローバルロジスティクスメキシコに変更した。
ティファナ日本通運は、2006年メキシコ・ティファナ地区に設立、翌2007年にはサービスIMMEX制度に登録、当社の倉庫管理情報システム「REWARDS」を導入し日本などアジア各国発を中心とした原材料、部品の輸入や製品、半製品の保管・流通加工を中心としたサービスを提供してきた。
さらに、2008年5月モンテレー営業所を開設、従来の米国サンディエゴからメキシコ・ティファナへの物流に加えて、米国ラレードからモンテレーへ自社による保税一貫輸送体制を構築し、輸送サービスの多様化と拡大を推進している。
今回の変更は、フェニックス、ツーソン、エルパソといった他の米国各都市からメキシコへの輸送サービスなど、ティファナだけでなく広範囲で高度な物流サービスを提供する業務内容にふさわしい名称にしたもの。
同社グループはメキシコ国内で、メキシコ日本通運がメキシコシティー、グアダラハラ、モンテレー、マンサニージョ、アグアスカリエンテスそしてケレタローの6拠点、NEXグローバルロジスティクスメキシコがティファナとモンテレーの2拠点の計8拠点で営業している。
今後も、当社グループは、輸出入業務や海外引越などを含めたお客様に身近な総合物流サービスを提供するメキシコ日本通運と、米国経由メキシコでの加工貿易をサポートするNEXグローバルロジスティクスメキシコの2社の機能をいかしながら、あらゆるお客様の求める物流サービスを構築してまいります。
サービスIMMEX制度:メキシコにて製品を生産・輸出することを前提に、海外から免税扱いにて輸入する原材料・部材を対象とした輸送、倉庫保管サービスを提供する制度。