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神戸製鋼/西条工場の北海道・仙台方面への輸送を全量モーダルシフト完了

2009年06月26日/CSR

神戸製鋼所は6月25日に発表した神戸製鋼グループ 環境・社会報告書 2009で、2008年度の距離500km以上の海上・鉄道輸送の比率が97%(鉄鋼部門)に達した。

グループの物流会社間でも船舶の相互融通に取り組んでいるほか、2003年度以降は新日本製鐵、住友金属工業と内航船を共同運航。輸送効率の向上を図っている。

また、溶接カンパニーでもグループ会社との共同輸送に取組み、モーダルシフトも推進。西条工場の場合、北海道・仙台方面への輸送は100%、関東方面は82%トラックから鉄道・船舶への切替を完了した。アルミ・銅カンパニーでは長岡製造所で遠距離輸送を極力フェリーや鉄道・海上コンテナで行う取組を推進している。大安工場では積み合わせ輸送や車両大型化、積載率向上を推進している。機械・エンジニアリングカンパニーでは、梱包材を木材から強化ダンボールに順次変更し、混載便の利用とチャーター便の相積みにも取り組んでいる。

グループ会社では、神鋼物流が加古川、神戸両製鉄所と関西、関東の物流センターで陸上から停泊船舶に電気を供給する設備(陸電設備)を設置し、月間延べ400隻超の内航船が設備を利用している。セラテクノでは輸入レンガの物流拠点を神戸港から水島工に見直し、陸送距離を短縮。神戸鋼板加工では長尺・幅広製品の輸送を車両から船舶に切り替えた。

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