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フェデックス/2009年度第4四半期は減収減益、新年度も落ち込み予測

2009年06月26日/決算

フェデックスの2009年度第4四半期(今年1-3月)決算は、売上高が前年同期の98億7000万ドルから20%減の78億5000万ドルだった。営業損失は1億6300万ドルから悪化して8億4900万ドル、純損失も2億4100万ドルから悪化して8億7600万ドルだった。

同社は減収減益の要因として、旧キンコーズ(現フェデックス・オフィス)と旧ワトキンス・モーター・ラインズ(現フェデックス・ナショナルLTL)の営業権減損損失の計上、燃料サーチャージの減額、世界的な景気停滞による貨物減少などを挙げている。

2009年度全体では、売上高が前年度比6%減の355億ドル、営業利益が64%減の7億4700万ドル、純益が91%減の9800万ドルだった。

同社は2010年度の見通しについて「第1、第2四半期の事業環境は、引き続き極めて厳しいとみている。特に昨年度第1四半期は好況の恩恵を受けたため、その反動があるだろう。最近の燃料費上昇も、第1四半期のマイナス要因になる。ただ、下半期には景気が持ち直し、当社のコスト節減策も奏功すると期待している」などとしている。(翻訳)

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