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住友電工情報システム/Web購買システムの新バージョン開発

2009年06月30日/IT・機器

住友電工情報システムは6月30日、Web購買システムの最新版「楽々Procurement2 Ver.3.0」を開発、発売すると発表した。

提供価格は5種類のモデルごとに分かれており、大規模向けフル機能「Model GL」は1200万円、中規模限定の購買部門向け「Model SS」は400万円などとなっている。

新製品の楽々Procurement2 Ver3.0は、購入品カタログ、グリーン調達対応、見積査定、契約検収、管理帳票などの機能を強化し、調達コスト削減を支援するもの。

また、中小規模の顧客も導入しやすくするために、今回のバージョンより機能や規模を特化した製品モデルを追加し、オープンソースソフトウェアのミドルウェアにも対応させ、導入費用を削減した。

今回追加した、購買部門機能中心の中規模限定のModel SSと、オープンソースのミドルウェアを組み合わせればハードウェア、ソフトウェア、導入サポートの初期導入費用合計で700万円以下で提供する。ランニングコストも年間200万円以下とする予定という。

発注件数やユーザー数などの規模に応じて、大規模向けの製品モデルと、中規模に限定した低価格の製品モデルを提供するほか、既存の基幹システムで購買業務を運用中の企業向けに、サプライヤとのデータ授受を簡単にシステム化する製品モデルも追加した。

さらに購買部門、サプライヤー向け機能に特化し、社内依頼部門向け機能を省いた低価格の製品モデルも追加。これにより、紙ベースの伝票で購買業務を行っている企業は、購買部門の業務をまずシステム化することで業務の効率化、コスト削減を短期間で行える。

社内の各部署で個別に購買業務を行っている企業は、各部署を購買部門とみなしてシステム化することで各部署の業務を効率化し、将来の集中購買化に向けた購買実績データを蓄積できる。

また新機能として、注文書や見積書などの電子帳票を作成する帳票出力ソフトとして、OSSのJasperReportsに対応した。低価格版のModel GS、Model SSでは、OSSのデータベースソフトPostgreSQLに対応し、初期導入費用、保守運用費用とも削減できるという。

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