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日本貨物航空/環境配慮型の航空機格納庫を成田空港に完成

2009年07月04日/3PL・物流企業

日本貨物航空は7月2日、成田国際空港整備地区に整備用格納庫が稼動したと発表した。

4月30日に完成していたもので、6月8日から供用を開始した。格納庫は、ボーイング社製B747-400F、または今後導入予定のボーイング747-8型貨物機1機を収容可能。

環境配慮型施設としての工夫が各所に施され、適度な光を透過させるポリカーボネートを使用し、間接光に近い柔らかな光をハンガーに取り込んでいる。

大型トップライトとの併用で広いハンガーの中央部にも自然光を取り込み、室内の照度の均一化が図られるほか、自然換気システム、雨水利用の機体洗浄、太陽熱温水システムを取り入れるなど環境に最大限配慮した。これらの省エネ・環境保全対策により、同格納庫の年間CO2排出量は、従来型格納庫の900トンから620トンと約30%が削減可能。

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