日本毛織は7月10日、エンジニアリング事業の再編を発表した。テクシオ・システム開発・ニッケ機械製作所の画像検査装置事業を再編し、関東地域で新会社ニッケテクノシステム(仮称)としてスタートする。
新会社の主な事業は、半導体・電子部品を扱う自動機の製造・販売や電源・計測器・二次電池用充放電検査装置などの製造・販売、画像検査装置の製造・販売。初年度売上高は24億円を見込んでいる。
現在のエンジニアリング事業は、ニッケ機械製作所・テクシオ・システム開発のグループ子会社で運営。事業所が分散しており技術面でのシナジー効果の追求が課題となっていた。同子会社が運営している事業のなかで、画像検査装置事業、電源・計測器・二次電池用充放電検査装置事業、半導体・電子部品関連事業を、関東地域に拠点を整備したうえで再編し、収益性・効率性の改善を図る。